母乳育児の相談
退院直後から1ヶ月くらいまで、母乳がもっと出るようになりたい、
足りているか心配、乳首が上手く吸えないなどの方にお勧めです。
産後のおっぱいは、入院中から1週間くらい大きな変化を見ます。
産後1~2日はほとんど柔らかいいつもの乳房だったのが、4日目辺りから急に張ってきて、触れると痛くて熱っぽく感じることがあります。
お乳の吸わせ方がやっとうまく出来るようになった頃です。
初めての出産の方はこの頃に退院ということもあるでしょう。
助産所では退院してからも母乳育児が心配なく出来るように継続してサポートします。
例えば、まだ乳房が張って痛い時は、やさしく乳房マッサージをして赤ちゃんが飲みやすくします。
ちゃんと飲めてるいるか心配な方は、赤ちゃんの体重測定と乳房マッサージで母乳が出ているかみます。
お二人目の出産でも上の子との違いに戸惑うことがあります。
お母さんの気持ちを尊重して、無理のない母乳育児を一緒に考えます。
母乳育児は慣れれば大変なことではありません。
心配な場合は早めに母乳外来に来られることをお勧めします。
乳首の傷、白斑、詰まりなどトラブルのケア
トラブルは授乳時期のいつでも起こります。
マッサージと授乳で改善へ導きます。
母乳育児を続けていくと、思わぬトラブルが起こることがあります。
乳首に傷が出来て吸われる度に痛くて辛い、乳頭の先に白いものが出来て痛い、詰まって乳房が硬くなっているなど、どれも痛くて、中には熱が出ることもあります。赤ちゃんが嫌がってお乳を吸ってくれないこともあります。
これらの多くは赤ちゃんがしっかり母乳を飲んでくれることで解決することが多いので、助産所では乳房マッサージをして、出来るだけ痛みが少なく赤ちゃんがお乳を吸ってくれるようにします。
トラブルが起こったときはご連絡ください。
マッサージは痛みの程度などお聞きしながら、出来るだけ負担が少ないよう施術させて頂きます。
※38度以上の熱がある場合は、まず病院でお薬を処方してもらってください。お熱が落ち着きましたら助産所にてマッサージさせていただきます。
卒乳(断乳)ケア
卒乳後10日~2週間頃にケアをします。卒乳後のセルフケアもご説明します。
卒乳は少しずつ授乳回数を減らす方法と、急にやめる方法があります。
特に今までたっぷり飲ませていた方が急に卒乳すると、おっぱいが張って痛くなります。
でも3日目までは出来るだけ我慢して1日数回痛い時少しだけ搾乳します。
そうすることで、徐々に分泌量を減らしていきます。4日目辺りからはりは少しずつ収まっていくことが多いです。
助産所では授乳をやめた日から10日~2週間頃に母乳外来で搾乳のケアをさせて頂きます。
(ケアの日程は目安です。分泌量が多い方、急に卒乳されてはりが強く辛い方などはケアの日程を助産師と共に相談して決めていきますのでご相談ください)
卒乳するときは前もってご連絡いただければ
スケジュール、圧抜きの方法、注意点などをお伝えできます。
料金・予約方法
ケア時間は、お一人約1時間で6000円となります。
予約制となっておりますので、電話かメールにてご予約下さい。
母子手帳をお持ちになって、赤ちゃんもお連れ下さい。
お電話でのお問い合わせ、ご予約は (078)-201-1548 まで。
メールでのお問い合わせ、ご予約はこちらから
病院、クリニックで出産された方も受け付けています。
急なトラブルの際は、診察時間外でも対応できる場合があります。
また、わからない点がありましたら遠慮なくお問い合わせください。